シャルア暫定大統領がイラクのディジュラ・チャンネルのインタビューに応じる:「サイイダ・ザイナブ廟への参詣は可能で、宗派対立をあおる行為を取り締まっている」

ディジュラ・チャンネル(フェイスブック)は、シリアのシャルア暫定大統領と同チャンネル司会者のナビール・ジャースィム氏とのインタビュー番組を放映した。

SANAによると、インタビューのなかで、シャルア暫定大統領は、シリアとイラクが相互協力を強化し、地域における意思決定の主導権を取り戻し、強固な国家を築く歴史的機会を前にしていると述べた。

また、両国関係は血縁や部族、共通の運命に根差しており、宗派や民族の違いを超えて、経済、エネルギー、農業、水資源、輸送などの分野で共通の利益を追求すべきだと強調した。

さらに、イラクのファーウ港とシリアのタルトゥース港を結ぶ輸送網の整備や、バーニヤース市に至る石油パイプラインの再建、石油関連施設の復旧などを通じて、経済関係を発展させる必要性を指摘した。

シャルア暫定大統領は、過去6~7ヵ月間に両国間の輸送・貿易が急速に拡大したと説明、近代的な農業技術の導入による節水と食料生産の拡大、人的交流の促進にも意欲を示した。

宗教問題については、首都ダマスカスにあるサイイダ・ザイナブ廟への参詣は可能で、宗派対立をあおる行為を取り締まっていると述べた。

米主導の有志連合がイラク側に引き渡した拘束者については、イラク司法当局と協議し、シリア人拘束者の分類や帰還の可能性を検討すると述べた。

一方、自身の過去については、2003年に米国の占領に対抗するためイラクに渡ったが、当初は組織的なつながりを持たず、宗派間紛争にも参加せず、民間人や非武装の人々を攻撃したことはないと主張した。

イラクの政治情勢については、汚職対策と武器の国家への一元化を進める政府を支持し、軍事・治安機関を統一された法的・制度的枠組みの下に置く必要性を強調した。

また、戦争と和平に関する決定権は国家が独占すべきであり、シリアが構築してきた国際関係を活用してイラクの安定と地域の危機の解決に協力する意向を示した。

最後に、両国民が長年にわたり戦争や宗派紛争、専制に苦しんできたことを踏まえ、難民の帰還と人的資源の育成を進め、過去の対立を乗り越えて安定、発展、繁栄を実現するよう呼びかけた。

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