【トルコ・シリア大地震】ラタキア県は家屋などの不動産が全壊・半壊した被災者537人の氏名を記載した第1回目の名簿を作成・発表(2023年5月15日)

ラタキア県は、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震によって家屋などの不動産が全壊・半壊した被災者537人の氏名を記載した第1回目の名簿を作成・発表した。

名簿に記載されている537人のうち、296人がラタキア市、241人がジャブラ市の被災者。

名簿には、被災者が所有する、認可された建物、立ち退き要請にかかる決定などが記載されており、アーミル・イスマーイール県知事によると、被災者名簿作成にかかる決定第555号に基づいて設置された委員会(決定第555号委員会)が、今後すべての被災者についても名簿を作成していく予定。

同決定は、家屋が全壊したにもかかわらず氏名が記載されていない被災者についても、90日以内に異議申し立てを申請するよう呼びかけるとともに、今後発出される決定において、家屋が全壊、半壊した被災者のリストを作成するとしている。

SANA(5月15日付)が伝えた。

AFP, May 15, 2023、ANHA, May 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 15, 2023、Reuters, May 15, 2023、SANA, May 15, 2023、SOHR, May 15, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.