第32回アラブ連盟首脳会議に出席するために、サウジアラビアのジェッダを訪れていたカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー皇太子は、アサド大統領の発言の前に議場を退出し、そのまま帰国した。
ロイター通信(5月19日付)などが伝えた。
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これに関して、カタールの首長府(ディーワーン・アミーリー)は声明を出し、第32回アラブ連盟首脳会議の使節団の代表として、サウジアラビアのジェッダを訪問していたタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー皇太子がジェッダを去ったと発表した。
声明によると、タミーム皇太子は、サウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥル・アズィーズ・アール・スウード国王、ムハンマド・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子に、電報で首脳会議への招待と歓待を伝えるとともに、その結果がアラブの共同行動の強化につながることへの期待を表明した。
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一方、SANA(5月19日付)は速報で、アサド大統領がカタールのタミーム皇太子と会場に入る前に握手を交わし、言葉をかけ合ったと伝えた。
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AFP, May 19, 2023、Amiri Diwan, State of Qatar, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。
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