北・東シリア自治局がフール・キャンプで今年初めてとなる帰還希望者への視察調査を実施(2023年5月29日)

ハサカ県では、北・東シリア自治局の支配下にあるフール・キャンプを運営する管理局が同キャンプで今年初めてとなる視察を行い、キャンプからの出所と帰還を希望するシリア人57世帯219人の実態を調査した。

219人のほとんどはアレッポ県マンビジュ郡出身の女性と子供。

視察調査には、内務治安部隊(アサーイシュ)が同行した。

ANHA(5月30日付)によると、フール・キャンプには2022年8月現在、現在5万4390人が居住している。

内訳は、イラク人2万7816人、シリア人1万8483人、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族8091人。

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一方、シリア人権監視団によると、フール・キャンプに収容されていたラッカ県出身の61世帯がキャンプを出所した。

AFP, May 29, 2023、ANHA, May 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 29, 2023、Reuters, May 29, 2023、SANA, May 29, 2023、SOHR, May 29, 2023などをもとに作成。

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