ロシア連邦ドネツク人民共和国のプシーリン首長代行:「米国は、ロシアを弱体化させるためにウクライナの傭兵を支援しているおり、それはシリアでも行われてきた」(2023年6月2日)

ロシア連邦のドネツク人民共和国のデニス・プシーリン首長代行(旧ドネツク人民共和国首長)は、SANA(6月2日付)の取材に応じ、そのなかで、米国はロシアを弱体化させるためにウクライナの「傭兵」をあらゆるかたちで支援しているとしたうえで、こうした政策はシリアでも行われてきたと述べた。

プシーリン首長代行は以下のように述べた。

ウクライナで起きていることはシリアで起きたことと変わらない。米国が主導する西側の治安機関がテロリストや傭兵を導き入れ、資金、武器を提供し、シリアの合法的な政府と戦わせた。これが今、ウクライナでロシアに対して行われていることだ。
ウクライナでの米国の行為に対するドネツク人民の姿勢は非常に否定的だ。米国は、ドネツクでウクライナ体制の武装勢力が犯す犯罪行為の直接のパートナーだ。

AFP, June 2, 2023、ANHA, June 2, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 2, 2023、Reuters, June 2, 2023、SANA, June 2, 2023、SOHR, June 2, 2023などをもとに作成。

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