イスラエル軍が、イスラエルの占領下にあるゴラン高原(シリア領クナイトラ県)のマスアダ村東のハファーイル地区に部隊を派遣し、風力発電システムを設置するために農地を封鎖したが、住民数百人が立ち退きを拒否し、抵抗した。
これに対して、イスラエル軍は実弾や催涙弾で強制排除を試み、数十人が負傷した。
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これに関して、外務在外居住者省は声明を出し、「ゴラン高原の住民に対するイスラエル占領軍の蛮行は、その敵対的な政策の延長以外の何ものでもない」と非難した。
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また、イスラエルの占領下にあるゴラン高原の住民らは、マスアダ村とマジュダル・シャムス村の間に位置するマルジュ地区のアビー・ザッル・ガッファーリー廟で会合を開き、イスラエルによる住民およびその土地への恣意的犯罪行為に抗議するため、明日21日にゼネストを行うと発表した。
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SANA(6月20日付)が伝えた。
AFP, June 20, 2023、ANHA, June 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 20, 2023、Reuters, June 20, 2023、SANA, June 20, 2023、SOHR, June 20, 2023などをもとに作成。
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