アレッポ県とイドリブ県の各所でシャーム解放機構に抗議するデモが続く(2023年6月30日)

シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「ユーフラテスの盾」地域内に位置するアレッポ県のアアザーズ市、スーラーン・アアザーズ町、バーブ市、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のサルキーン市、アティマ村近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アティマ・キャンプ)、ダイル・ハッサーン村近郊のIDPsキャンプ、カラーマ・キャンプ群、カフルタハーリーム町、アレッポ県のカフラ村、サッハーラ村、アターリブ市で、「神聖なるものを侵犯し、和解を口にする者が戦線を開くことはない」と銘打ったデモが行われ、参加者は、「(シャーム解放)機構のムハーバラートは倒れる」、「(アブー・マーリヤー・)カフターニー(イラク人幹部)は倒れる」などと書かれた紙を掲げて、シャーム解放機構による住民の恣意的逮捕、住居への侵入、アブ・ムハンマド・ジャウラーニー指導者に抗議した。

AFP, June 30, 2023、ANHA, June 30, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 30, 2023、Reuters, June 30, 2023、SANA, June 30, 2023、SOHR, June 30, 2023などをもとに作成。

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