シャーム解放機構の総合治安機関のディヤー・ウマル報道官は、シリアの「体制」が工作員をシャーム解放機構のメンバーとして浸透させ、情報収集などを行っていると主張した。
ウマル報道官によると、これまでに総合治安機関が逮捕した「工作員のセル」には、シャーム解放機構のメンバー、民間人、反体制武装集団諸派のメンバー、シリア救国内閣の職員らが含まれており、かれらはロシアやシリアの諜報機関に所属、これらから直接命令を受け、一部は外国と連絡を取り合い、軍事関連の情報(陣地、拠点の位置や前線の状況)についての情報を収集していたという。
イナブ・バラディー(7月31日付)が伝えた。
AFP, July 31, 2023、ANHA, July 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, July 31, 2023、‘Inab Baladi, July 31, 2023、Reuters, July 31, 2023、SANA, July 31, 2023、SOHR, July 31, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.