シリア・クルド国民評議会のバッシャール代表はダイル・ザウル県での蜂起解決に向けて、PYDとシリア民主軍がPKKの分派であることを名言し、係争地から撤退し、住民に引き渡すことなどを提案(2023年9月4日)

民主統一党(PYD)と対立関係にあるシリア・クルド国民評議会のアブドゥルハキーム・バッシャール代表(シリア・クルド民主党アル・パールティ・バッシャール派書記長)はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/dr.abdulhakeem.bashar/)を通じて、ダイル・ザウル県でのダイル・ザウル軍事評議会、アラブ系部族と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の衝突に関して、7項目からなる解決案を示した。

解決案では、民主統一党(PYD)とシリア民主軍が、米国やEUがテロ組織にしているクルディスタン労働者党(PKK)の分派であることを名言すること(1)、係争地からすべてのPKKメンバーおよびシリア以外の阻止組織メンバーが撤退すること(2)、PYDとシリア民主軍がシリア革命に関する姿勢を明示すること(3)、ダイル・ザウル県とラッカ県を住民に引き渡し、自治や軍事を担わせること(4)などが示されている。

AFP, September 4, 2023、ANHA, September 4, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2023、‘Inab Baladi, September 4, 2023、Reuters, September 4, 2023、SANA, September 4, 2023、SOHR, September 4, 2023などをもとに作成。

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