OCHAはダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起と、シリア民主軍との戦闘に伴う人道状況の悪化にかかるレポートを発表、数千人が戦闘を避けるため政府支配地に避難していると指摘(2023年9月7日)

国際連合人道問題調整事務所(OCHA)は声明を出し、8月27日に発生し、現在も続いているダイル・ザウル軍事評議会とアラブ系部族の蜂起と、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘に伴う人道状況の悪化にかかるレポートを発表し、数千人が戦闘を避けるため、ユーフラテス川を渡河し、シリア政府の支配地に避難していると指摘、水、食料、粉ミルク、医薬品、電力供給の不足により悲惨な状況にあると懸念を表明した。

AFP, September 7, 2023、ANHA, September 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 7, 2023、‘Inab Baladi, September 7, 2023、Reuters, September 7, 2023、SANA, September 7, 2023、SOHR, September 7, 2023などをもとに作成。

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