レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。
午後、イスラエル軍が前日夜にレバノン南部にあるレバノン・イスラーム抵抗の陣地1カ所を砲撃したことへの報復として、イスラエル北部にある砲台複数ヶ所を攻撃、これにより火災が発生した。
**
マナール・チャンネル(11月7日付)によると、イスラエル軍戦闘機がナークーラ村近郊、ラッブーナ村一帯(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村一帯、カフラー村一帯、ヤーティル村一帯(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)、カフルカラー村一帯、シャブアー農場一帯(以上ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)を爆撃、マルワヒーン村、ヤーリーン村(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村一帯、ダイル・ミーマース村(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)などを砲撃した。
**
イスラエル軍はテレグラムのアカウント(https://t.me/idfofficial/5026)を通じて、レバノン領内からイスラエル北部に20発の砲弾が撃ち込まれ、イスラエル軍が砲弾発射地点を攻撃したと発表した。
AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Qanat al-Manar, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.