ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団、Ynet(12月3日付)によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原から発射した迫撃砲弾複数発がバイト・ジン村の農場地帯に着弾した。
同地は、占領下のレバノン領シャブアー農場(ナバティーア県)に隣接し、ヒズブッラーのエリート部隊の戦闘員数百人が展開しているとされる地域。
この砲撃に対して、シリア領内からイスラエル占領下のゴラン高原に向けてロケット弾が発射され、1発が着弾した。
これに関して、イスラエル軍は午前10時37分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、早朝にシリアからイスラエル領内に向けて1回の砲撃が確認され、イスラエル軍が発射地点を砲撃、また夜早くイスラエル北部のイフタの空き地に対戦車ミサイルが着弾したと発表した。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がラフィード町近郊の森林地帯の1ヵ所を砲撃した。
砲撃は、シリア領内に展開するヒズブッラーが占領下のゴラン高原に向けてロケット弾1発を撃ち込んだことへの報復。
これに関して、イスラエル軍は午後9時20分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル北部のケシェットで警報が発令され、シリアからの発射体が確認された。この発射体は空き地に着弾したと発表した。
AFP, December 3, 2023、ANHA, December 3, 2023、‘Inab Baladi, December 3, 2023、Reuters, December 3, 2023、SANA, December 3, 2023、Sham FM, December 3, 2023、SOHR, December 3, 2023、Ynet, December 3, 2023などをもとに作成。
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