ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を11回にわたり攻撃(2023年12月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、以下の通り発表した。

午前12時15分、メトゥラ陣地一帯に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後1時30分、ナークーラ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時55分、ラーミーム陣地一帯に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時55分、占領下シャブアー農場内のサマーカ陣地と、同地一帯に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時30分、バグダーディー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時35分、ルワイサト・アースィー一帯に集結しているイスラエル軍歩兵部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時35分、バラーニート陣地の第91師団の司令部をミサイルで攻撃し、直接の損害を与えた。

午後4時50分、ハムラー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後4時50分、リーシャー池陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後5時30分、ジャル・アラーム陣地一帯に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後11時00分、ラーミヤ陣地を攻撃し、直接の損害を与え、死傷者を出した。

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が戦死したと発表した。

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マナール・チャンネル(12月9日付)は、12月8日午前10時から9日午前10時までのイスラエル軍の攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

同インフォグラフィアによると、イスラエル軍の攻撃は以下の通り:

12月8日

午前10時16分、シャイヒーン村北部郊外が砲撃を受ける。

午前12時8分、ラーシャイヤー・ハッファール村郊外が砲撃を受ける。

午前12時12分、ザヒーラ村郊外が砲撃を受ける。

午前12時26分、カフルシューバー村、フーラー村、マルカバー村、ナークーラ村の郊外が砲撃を受ける。

午後2時33分、ウダイサ村、ヒヤーム村郊外が砲撃を受ける。

午後2時42分、ウダイサ村中心街が砲撃を受ける。

午後3時21分、アイタルーン村、ブライダー村郊外が砲撃を受ける。

午後4時11分、ハサン渓谷(シャイヒーン村・ジッビーン村間)、ラッブーナ村が砲撃を受ける。

午後4時15分、ムハイビーブ村、マールーン・ラース村郊外が砲撃を受ける。

午後4時34分、ファルディース村、シャブアー農場、カフルカラー村、アイター・シャアブ村の郊外、フーニーン渓谷が砲撃を受ける。

午後5時22分、マルワヒーン村郊外の破壊された住居がアパッチ攻撃ヘリコプターの攻撃を受ける。

午後5時29分、ナークーラ岬にあるレバノン軍の拠点が砲撃を受ける。

午後6時36分、ザブキーン村東郊外が砲撃を受ける。

午後10時37分、クーニーン村、アイタルーン村の郊外が砲撃を受ける。

12月9日

午前0時19分、マールーン・ラース村に向けてヘリコプターがミサイルを発射。

午前1時12分、アイター・シャアブ村郊外が戦闘機の爆撃を、マールーン・ラース村が砲撃を受ける。

午前1時58分、アイタルーン村郊外が砲撃を受ける。
午前2時27分、ヒヤーム村郊外が砲撃を受ける。

午前9時48分、カフルシューバー村の高原地帯、ワッザーニー村、ブライダー村、ムハイビーブ村、ティールハルファー村が砲撃を受ける。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前2時29分、マルキヤ入植地で警報発令。

午前9時39分、夜間にレバノンからの多数の砲撃が確認されたことを受け、イスラエル軍が発射地点を攻撃、ジェット戦闘機がレバノン領内のヒズブッラーの作戦司令室や管制拠点などテロ標的を爆撃した。

午後1時47分、先ほどレバノンからミスガヴ・アム入植地地域に多数の砲撃があったことを確認、イスラエル軍が発射地点を攻撃。

午後4時23分、先ほど、レバノンからの多数の砲撃を確認、イスラエル軍が発射地点を攻撃、戦車もメトゥラ村地区を砲撃。

AFP, December 9, 2023、ANHA, December 9, 2023、‘Inab Baladi, December 9, 2023、Qanat al-Manar, December 9, 2023、Reuters, December 9, 2023、SANA, December 9, 2023、SOHR, December 9, 2023などをもとに作成。

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