【トルコ・シリア大地震】地震被害者支援国民基金の会合が開催され、これまでに被災者374人が基金から総額で180億シリア・ポンドの支援を受けたことが報告される(2023年12月17日)

2月6日に発生したトルコ・シリア大地震と20日の大地震の被災県の被害に対応するため、2023年5月1日に施行された2023年法令第7号に基づき設置された地震被害者支援国民基金(議長:フサイン・アルヌース首相)が会合を開き、被災者への支援計画の実施状況、その成果や評価についての報告を行うとともに、2024年における基金の活動方針について議論を行った。

会合で基金の理事を務めるファーリス・カッラース氏は、これまでに被災者374人(A群、およびB群)が基金から総額で180億シリア・ポンドの支援を受けるとともに、あらたな被災者(C群)への支援に向けた住居の被災状況などのデータ収集を行っていることを明らかにした。

SANA(12月17日付)が伝えた。

AFP, December 17, 2023、ANHA, December 17, 2023、‘Inab Baladi, December 17, 2023、Reuters, December 17, 2023、SANA, December 17, 2023、SOHR, December 17, 2023などをもとに作成。

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