イスラエル軍は前日のナバティーヤ市への爆撃でヒズブッラーのラドワーン師団幹部司令官ら3人を殺害したと発表(2024年2月15日)

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後1時19分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、サルーキー渓谷地域にある砲台、軍事施設、テロ・インフラなどヒズブッラーのテロ標的十数カ所を攻撃。ジェット戦闘機はまた今朝、ラッブーナ村地域のヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃した。さらに夜間にはタイバ村地域のヒズブッラーの軍事施設1ヵ所への攻撃が行われた。

午後4時15分、イスラエル軍は昨夜(水曜日)、ヒズブッラーのラドワーン師団幹部司令官のアリー・ムハンマド・ディブス司令官、副官のイブラーヒーム・イーサー、そしてテロ工作員1人を殺害した。ディブスは、2023年3月のメジッド・ジャンクションへのテロ攻撃を指揮したほか、今次の戦争においてイスラエルに対するテロ活動を計画・遂行してきた。テロリストらは、イスラエル軍航空機1機によるナバティーヤ市の軍事施設への精密爆撃で殲滅された。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機は加えて、本日(木曜日)、ブライダー村地域とマールーン・ラース村地域にあるヒズブッラー軍事施設2ヵ所を攻撃した。

AFP, February 15, 2024、ANHA, February 15, 2024、‘Inab Baladi, February 15, 2024、Reuters, February 15, 2024、SANA, February 15, 2024、SOHR, February 15, 2024などをもとに作成。

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