アサド大統領がシリア・ロシア青年キャンプに参加する若者らを人民宮殿に招き、懇談(2024年2月28日)

アサド大統領はシリア学生国民連合とロシア青少年警備隊運動が合同で開催するシリア・ロシア青年キャンプに参加する若者らを人民宮殿に招き、懇談した。

アサド大統領は若者らを前に以下のように述べた。

シリアとロシアの関係、そしてその未来は、政治、経済、軍事面での協力に限されるものではなく、それを超えて、社会や国民の面にも広がり、将来においえ、新たなかたち、そして内容の関係を構築することになるでろう両国の若者にかかっている。
我々とあなた方は、自らの原則と尊厳を守り、今日、同じ敵、そして同じ嘘に共に対峙している。ウクライナではネオナチが民間人を攻撃しているにもかかわらず、ロシアは非難されています。シリアで起こったことは、これとまったく同じだ。
(ヴラジーミル・)プーチン大統領がシリアでテロと戦う決意をしていなければ、ロシア国内でテロリストの数は何倍にも膨れ上がっていただろう。プーチン大統領が、なぜシリアに航空機派遣したのかと問う者もいる。だが、答えはこうだ。彼がロシアとその国民を何よりも第1に守っていたからだ。
どの社会にも、歴史的・愛国的象徴がなければならない。自らの歴史を誇りに思わなければならない。歴史的象徴を攻撃する権利は誰にもない。西側諸国は、ウクライナを理由に、あるいはロシアが共産主義国家だったという理由でロシアを敵視しているわけではない。弱い国家から強い国家へと変貌しつつあったため、3世紀にわたって敵対してきた。西側諸国は強い国を認めない。

SANA(2月28日付)が伝えた。




AFP, February 28, 2024、ANHA, February 28, 2024、‘Inab Baladi, February 28, 2024、Reuters, February 28, 2024、SANA, February 28, 2024、SOHR, February 28, 2024などをもとに作成。

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