シリア反体制勢力の動き(2014年6月24日)

シリア民主主義者連合の執行部と広報局はそれぞれ声明を出し、20、21日にイスタンブールで開催されたシリア革命反体制勢力国民連立の政治委員会会合にミシェル・キールー氏らが出席したことを「違法」と非難、キールー氏らが連合から除名されていることを改めて強調した。

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シリアのパレスチナ人のための行動グループは、2011年3月以降、シリアの当局に拘束され、拷問死したパレスチナ人の数が214人にのぼる、と発表した。

『ハヤート』(6月25日付)が伝えた。

またパレスチナ国民委員会は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)とヤルムーク区の「中立化」合意を受けるかたちで、パレスチナ人9人が釈放されたと発表した。

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クッルナー・シュラカー(6月24日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動するシャームの民のヌスラ戦線など17の反体制武装集団が「統一司法評議会」設置で合意した。

AFP, June 24, 2014、AP, June 24, 2014、ARA News, June 24, 2014、Champress, June 24, 2014、al-Hayat, June 25, 2014、Kull-na Shuraka’, June 24, 2014、al-Mada Press, June 24, 2014、Naharnet, June 24, 2014、NNA, June 24, 2014、Reuters, June 24, 2014、SANA, June 24, 2014、UPI, June 24, 2014などをもとに作成。

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