北・東シリア地域民主自治局の支配地各所で「アブドゥッラ・オジャランに自由を、クルド問題に解決を」のスローガンのもとナウルーズの祝典が催される(2024年3月21日)

北・東シリア地域民主自治局支配下(あるいは同自治局とシリア政府の共同支配下)にあるアレッポ県アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区、ハサカ県マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のマーマシュール村、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村、マアバダ(カルキールキー)町、ハリーク村、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、ドゥライジーク村、カーミシュリー(カーミシュロー)市近郊のハイムー村、アームーダー市、ジャーギル・バーザール村、ガルビー・ダム、ダルバースィーヤ市近郊のジュール・ブスターン村、ラッカ県ラッカ市の国立競技場と中心街などで、ナウルーズにあたる3月21日の焚き火の儀式が行われた。

ANHA(3月16日付)が伝えた。







ANHAによると、各地の祝典会場では、「アブドゥッラ・オジャランに自由を、クルド問題に解決を」とのスローガンを標ぼう、人民防衛隊、女性防衛隊、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、オジャランの写真を掲げて、参加組織・団体が参集した。

また、シリア政府の支配下にあるダマスカス県ドゥンマル区ズールアーファー地区でも民主統一党(PYD)が祝典を開催し、数千人が参加した。

一方、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市、シャフバー地区(タッル・リフアト市一帯地域)では、祝典は悪天候のため順延となった。

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アレッポ県では、イナブ・バラディー(3月21日付)によると、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のジンディールス町で、住民によるナウルーズの祝典を取材していたメディア活動家(カメラマン)のムハンマド・ダルバース氏が、シリア国民軍の憲兵隊の暴行を受けた。

AFP, March 21, 2024、ANHA, March 21, 2024、‘Inab Baladi, March 21, 2024、Reuters, March 21, 2024、SANA, March 21, 2024、SOHR, March 21, 2024などをもとに作成。

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