シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所でジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放などを求める抗議デモ(2024年4月5日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるマアッラトミスリーン市、ジスル・シュグール市、サルマダー市、ビンニシュ市、バータブー村、アリーハー市、アルマナーズ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放、刑務所開放などを訴え、抗議デモを行った。

このうち、バータブー村では、シャーム解放機構のメンバーらがデモを阻止しようとし、参加者らと口論、もみあいとなった。



アレッポ県のアターリブ市、アブザムー町でも同様のデモが発生した。

一方、ダーナー市の市場では、息子らを殺害された2家族の若者らが、殺人犯の家族と口論の末、住居を重機で破壊した。


AFP, April 5, 2024、ANHA, April 5, 2024、‘Inab Baladi, April 5, 2024、Reuters, April 5, 2024、SANA, April 5, 2024、SOHR, April 5, 2024などをもとに作成。

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