レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月27日の戦果について以下の通り発表した。
東部地区
午後5時7分、カフルカラー村、カフルシューバー丘陵地域などに対する攻撃への報復として、マナラ入植地、ゴラニ旅団第51大隊を自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃し、直接の損害を与える。
午後6時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾で攻撃、直接の損害を与える。
西部地区
午前8時30分、ショメラ入植地西に新たに展開したイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃、直接の損害を与える。
午後11時53分、クーザフ村、マルカバ村、スィルビーン村などに対する攻撃への報復として、メロン入植地および周辺の修飾地をカチューシャ砲数十発で攻撃。
**
レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が死亡したと発表した。
**
北部国民センターのカマール・ハイル代表は、26日にイスラエル軍の無人航空機(ドローン)がベカーア県西部で車を爆撃、乗っていたイスラーム集団のメンバーのムスアブ・ハラフ氏とビラール・ハラフ氏が死亡したと発表した。
マナール・チャンネル(4月27日付)が伝えた。
**
イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。
午前11時00分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が昨日、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所、リーハーン村地域の軍事施設1ヵ所を攻撃。戦闘機はまた夜間、カフルシューバー丘陵地域、シャブアー農場地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所と作戦インフラを攻撃。イスラエル軍はさらにアルマー・シャアブ村地域を砲撃し、脅威を排除。
午後5時58分、アイアンドーム防空システムが先ほど、レバノンからマナラ入植地地域に侵入した不振な飛翔体を撃破。また、同地に多数の対戦車ミサイルが発射されたのが確認され、イスラエル軍がミサイル発射地を攻撃。イスラエル軍戦闘機は早朝、クーザフ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。
午後9時33分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほどマルカバ村地域、スィルビーン村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。
AFP, April 27, 2024、ANHA, April 27, 2024、‘Inab Baladi, April 27, 2024、Qanat al-Manar, April 27, 2024、Reuters, April 27, 2024、SANA, April 27, 2024、SOHR, April 27, 2024などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.