ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(および占領下レバノン南部)を8回攻撃(2024年4月30日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月30日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時10分、メトゥラ町でメトゥラ町でレバノン領内を攻撃したイスラエル軍のメルカバ戦車1輌をミサイルによって攻撃し、これを破壊、乗組員複数を殺傷。

午後2時10分、メトゥラ町に展開するイスラエル軍部隊を攻撃し、兵士複数を殺傷。

午後6時00分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイトをミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時00分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町内の建物2棟を攻撃し、破壊。

西部地区

午前0時05分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するドビブ入植地内の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午前0時10分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が展開するアビビム入植地ないの建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時17分、エフタ入植地・ラモト・ナフタリ入植地間の三角地でイスラエル軍の軍用車輛をミサイルで要撃し、これを破壊。

午後10時25分、ジャル・アラーム陣地西のレバノン領内で爆発物の撤去作業をしていたイスラエル軍部隊を砲撃。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前8時31分、夜間にドビブ入植地地域に向けて対戦車ミサイル2発が発射されたことを確認し、空地に着弾。イスラエル軍がミサイル発射地点を攻撃。昨夜、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がカフルカラー村、ヒヤーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。

AFP, April 30, 2024、ANHA, April 30, 2024、‘Inab Baladi, April 30, 2024、Qanat al-Manar, April 30, 2024、Reuters, April 30, 2024、SANA, April 30, 2024、SOHR, April 30, 2024などをもとに作成。

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