ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(および占領下レバノン南部)を13回攻撃する一方、戦闘員6人が死亡したと発表(2024年5月20日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月20日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後1時30分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後1時35分ラーミーム陣地をブルカーン重ロケット砲複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時45分、占領下のガジャル村の東側入口にあるイスラエル軍の拠点を攻撃し、損害を与える。

午後2時50分、マルジュ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後4時15分、メトゥラ町を攻撃。

午後5時00分、マルジュ陣地を再び攻撃。

午後9時10分、マルジュ陣地を再び砲撃し、直接の損害を与える。

西部地区

午後12時20分、ナークラー村に対する攻撃への報復として、ビラニット軍事キャンプの第91師団本部をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃し、損害を与え、兵士らを負傷させる。

午後1時25分、ラーヒブ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時50分、マルキヤ入植地とその周辺に展開するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後3時30分、ラーミヤー村を攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時50分、ジャル・アラーム陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後10時30分、マルキヤ入植地に入ろうとしたイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、確実な損害を与える。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員6人が死亡したと発表した。






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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時36分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ブライダー村、ジッビーン村、ウダイサ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設、シーヒーン村地域にある監視ポストを攻撃

午後2時9分、イスラエル軍兵がマイス・ジャバル村地域でイスラエルに向けてヒズブッラーのテロ細胞が砲撃を行うのを確認、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がこれを攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機はまた、本日早く、ヒズブッラーの武器弾薬庫と軍事複合施設を攻撃、ナークーラ村地域を砲撃し脅威を排除。

午後7時33分、イスラエル北部に多数の砲撃を終日確認、これによりビラニット軍事キャンプに1発が着弾し、イスラエル軍兵士1人が軽傷を負う。ビラニット軍事キャンプへの砲撃を受けて、イスラエル軍戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村地域を砲撃。イスラエル軍兵士は本日早く、ウダイサ村の軍事施設にテロリストが入るのを確認、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機がこの施設を攻撃。

AFP, May 20, 2024、ANHA, May 20, 2024、‘Inab Baladi, May 20, 2024、Reuters, May 20, 2024、SANA, May 20, 2024、SOHR, May 20, 2024などをもとに作成。

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