ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を8回攻撃する一方、戦闘員2人が死亡したと発表(2024年5月27日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月27日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前8時25分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマルガリオット入植地の建物1棟を攻撃し、確実な損害を与える。

午後12時25分、ミスガブ・アム(キブツ)にあるスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後12時40分、フーラー村の広場などに対する攻撃への報復として、ベイト・ヒレル入植地の第769旅団平原大隊司令本部、アイアン・ドーム・システムの砲台複数ヵ所などを自爆型無人航空機複数機で攻撃し、正確な損害を与える。

午後5時00分、アイタルーン村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が拠点とするメトゥラ町北東の建物の一つを攻撃し、確実な損害を与える。

午後6時30分、ビント・ジュベイル市の殉教者サラーフ・ガンドゥール病院に対するいsル会える軍の攻撃で民間人に負傷者が出たことへの報復として、キリヤット・シュモナ入植地をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後6時15分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時15分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

西部地区

26日午後11時30分、マルキヤ入植地に入ろうとしたイスラエル軍車輛1輌を砲撃し、直接の損害を与える。

午前8時30分、レバノン南部に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、マルキヤ入植地の設備や軍拠点を狙って砲撃、攻撃型無人航空機複数機で入口などを攻撃し、正確な損害を与える。

午後4時50分、ビント・ジュベイル市の殉教者サラーフ・ガンドゥール病院に対するいsル会える軍の攻撃で民間人に負傷者が出たことへの報復として、メロン村、サフスーファ村、タスフウーン村をカチューシャ砲数十発で攻撃。

午後9時30分、同じく報復として、ナハリヤ市東の第411機構大隊の砲台複数ヵ所を自爆型無人航空機複数機で夜間攻撃。

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ナハールネット(5月27日付)によると、イスラエル軍はビント・ジュベイルしのサラーフ・ガンドゥール病院近くにオートバイを狙って爆撃し、市民1人が死亡、複数人が負傷した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時08分、ジェット戦闘機複数機が昨日、ヤールーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。またフーラー村にあるテロ細胞を航空機1機で攻撃。ジェット戦闘機複数機は夜間、マイス・ジャバル村、ヒヤーム村、フーラー村にあるヒズブッラーの武器貯蔵施設、軍事施設、テロ・インフラを攻撃。

午後5時41分、航空機がアイナーター村地域でヒズブッラーのテロリスト1人を殲滅。ジェット戦闘機複数機がアイタルーン村地域のヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。

午後7時40分、キリヤット・シュモナ入植地に約25回の砲撃を確認、一部を撃破。ジェット戦闘機複数機がさきほど、メロン村地域に向けて砲撃を行ったヒズブッラーの砲弾発射機複数を攻撃。

午後10時46分、多連装ミサイルが今夕早く、レバノンから西ガリラヤ地域に潜入した敵のUAV1機を撃破。別のUAV1機も同地に墜落

AFP, May 27, 2024、ANHA, May 27, 2024、‘Inab Baladi, May 27, 2024、Naharnet, May 27, 2024、Qanat al-Manar, May 27, 2024、Reuters, May 27, 2024、SANA, May 27, 2024、SOHR, May 27, 2024などをもとに作成。

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