ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を6回攻撃(2024年5月29日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、5月29日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後12時55分、バグダーディー陣地や同地に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾と自爆型無人航空機複数機で攻撃し、正確に損害を与え、兵士らを負傷させる。

午後6時10分、占領下カフルシューバー丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

午後6時10分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

西部地区

午前9時15分、ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午前9時30分、シュトゥラ入植地の森林地帯に展開するイスラエル軍を砲撃。

午後6時00分、ラーミーム陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時30分、多連装ミサイルが先ほど、ロシュ・ハニクラ(キブツ)沿岸で不審な航空標的1つを迎撃。レバノンから昨日、シュトゥラ入植地地域に複数の砲撃が確認され、イスラエル軍が砲弾発射地を迎撃。ジェット戦闘機複数機がナークーラ村、ラーミヤー村、ティーリー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。

午後4時21分、イスラエル北部に敵機1機が侵入、またアイアン・ドーム・システムがレバノンからイスラエルに侵入した2機のUAVの撃墜に成功。ジェット戦闘機複数機が今夕、ヒヤーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。さらにハムール村、カフルカラー村、ナークーラ村地域を砲撃し、脅威を排除。

AFP, May 29, 2024、ANHA, May 29, 2024、‘Inab Baladi, May 29, 2024、Qanat al-Manar, May 29, 2024、Reuters, May 29, 2024、SANA, May 29, 2024、SOHR, May 29, 2024などをもとに作成。

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