シリア人権監視団は、複数筋からの情報として、シャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が支配下のイドリブ県とアレッポ県各所で続く抗議デモが、トルコの指示のもとに煽動されていると疑っていると発表した。
同筋によると、ジャウラーニー指導者は、トルコがシャーム解放機構の支配地の治安混乱に乗じて、同地を占領下の「ユーフラテスの盾」地域、「オリーブの枝」地域、「平和の泉」地域と同じように勢力下に組み込み、ロシアとの今後の交渉に備えようとしていると考えているという。
ジャウラーニー指導者はまた、ムスリム同胞団が、トルコの計画を実行するため、シリア北西部の勢力圏内で活動する反体制派に個人用の武器などを供与しているとも疑っているという。
AFP, June 27, 2024、ANHA, June 27, 2024、‘Inab Baladi, June 27, 2024、Reuters, June 27, 2024、SANA, June 27, 2024、SOHR, June 27, 2024などをもとに作成。
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