ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を3回攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年6月30日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、6月30日の戦果について以下の通り発表した。

西部地区

(時刻明示せず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が私用するイールオン(キブツ)の建物1旨を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)フーラー村などに対する砲撃への報復として、バラーニート兵舎の第91師団司令部をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃し、一部に損害を与える。

午後5時30分、ヒルバト・マーイル基地の砲台複数ヵ所をミサイルで攻撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。


**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前8時39分、タイバ村、ラッブ・サラースィーン村地域にあるヒズブッラーの作戦インフラと軍事施設を夜間に攻撃。

午前11時41分、ジェット戦闘機複数機が本日早く、フーラー村地域で活動するヒズブッラーのテロリストを攻撃。また、カフルカラー村地域でも軍事施設で活動するヒズブッラーのテロリストを攻撃。

午後5時20分、午後4時8分にレバノンからメロム・ゴラン入植地地域に多数の不審な航空標的が飛来したことを受けて警報が発連、自爆型UAV1機の墜落を確認。ベイト・ヒレル入植地で4時25分に警報が発令、空地に砲弾1発が着弾。

午後9時25分、ゴラン高原で本日早く、自爆型UAV1機の攻撃があり、イスラエル軍兵士1人が重傷を、17人が軽傷を負った。イスラエル軍はマルカバ村、アイター・シャアブ村にあるヒズブッラーの監視ポストやミサイル発射基を攻撃。

AFP, June 30, 2024、ANHA, June 30, 2024、‘Inab Baladi, June 30, 2024、Qanat al-Manar, June 30, 2024、Reuters, June 30, 2024、SANA, June 30, 2024、SOHR, June 30, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.