トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市で、シリア政府とトルコの接近、トルコでのシリア難民に対する人種差別的な暴力に抗議するデモ:シャーム解放機構がトルコ当局に身柄を引き渡したデモ参加者がトルコに謝罪(2024年7月5日)

アレッポ県では、シリア人権監視団の「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つアアザーズ市で、シリア政府とトルコの接近、トルコでのシリア難民に対する人種差別的な暴力に抗議するデモが行われ、数百人が集まった。

アアザーズ市では、7月1日以降、インターネット通信が遮断されている。

一方、トルコの国家情報機関(MIT)とシリア国民軍諸派は、1日以降に逮捕した抗議デモ参加者や活動家に、デモの最終にトルコ国旗を焼いたことについて、トルコ政府とトルコ国民に謝罪をさせ、その様子を撮影し、公開した。

謝罪した活動家のなかには、イドリブ市出身の2名も含まれており、この2人はイドリブ市のジャラー通りでトルコ国旗を焼く映像がSNSで公開されたのを受けて、シャーム解放機構が拘束、トルコ当局に身柄を引き渡していた。

AFP, July 5, 2024、ANHA, July 5, 2024、‘Inab Baladi, July 5, 2024、Reuters, July 5, 2024、SANA, July 5, 2024、SOHR, July 5, 2024などをもとに作成。

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