ダイル・ザウル県庁舎に、ブーサラーヤー部族の族長が押入り、第7期人民議会選挙の開票作業を行っていた職員らが開票結果を漏洩したと罵倒、暴行を加える(2024年7月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市の県庁舎に、ブーサラーヤー部族の族長の1人、ムハンナー・ファイヤード氏が押入り、15日に投票が行われた第7期人民議会選挙の開票作業を行っていた職員らが開票結果を漏洩したと罵倒、暴行を加えた。

事態を受けて、治安部隊が介入し、職員らを逮捕したものの、これにより開票結果の発表が延期された。

ダイル・ザウル市では、「イランの民兵」に近いとされるマドルール・アズィーズ候補、マルスーミー候補が当選したとの情報が流れていた。

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このほか、シリア政府の支配下にあるブーライル村で共和国護衛隊の兵士1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, July 17, 2024、ANHA, July 17, 2024、‘Inab Baladi, July 17, 2024、Reuters, July 17, 2024、SANA, July 17, 2024、SOHR, July 17, 2024などをもとに作成。

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