トルコの『テュルキイェ』紙:6月以降、シリア難民10万人以上が帰国、一部はカサブ国境通行所を経由して政府支配地に帰還(2024年7月19日)

トルコの『テュルキイェ』紙(7月19日付)は、トルコとシリア政府の関係改善に向けた兆候が見られるようになった6月以降、シリア難民10万人以上がトルコからシリアに帰国していると伝えた。

同紙によると、6月には100世帯以上がトルコ占領下のアレッポ県に帰国したたが、それだけでなく、シリア政府の支配下にあるラタキア県のカサブ国境通行所もシリア人で混雑しているという。

シリア政府の支配地には1日につき、300人から500人が帰還しているが、ほとんどのシリア難民はシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市などへの帰還を希望しているという。

AFP, July 19, 2024、ANHA, July 19, 2024、‘Inab Baladi, July 19, 2024、Reuters, July 19, 2024、SANA, July 19, 2024、SOHR, July 19, 2024、Turkiye, July 19, 2024などをもとに作成。

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