シリア民族社会党の民兵組織「颶風の鷹」のメンバー1人がレバノン南部での任務遂行中に戦死(2024年7月22日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月22日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)マルキヤ入植地を自爆型無人航空機1機で攻撃し、塹壕の一部を破壊、火災を発生させる。

午後5時45分、占領下シャブアー農場のレーサー・サイトに設置されているスパイ設備をロケット弾複数発で攻撃し、これを破壊。

午後5時50分、ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ヤーティル村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与え、火災を発生させる。

(時刻明示せず)ヒヤーム村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与え、火災を発生させる。

(時刻明示せず)ハーニイーン村の民間人に対する攻撃への報復として、ツリエル入植地をカチューシャ砲数十発で初めて攻撃。

(時刻明示せず)アイター・シャアブ村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

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シリア民族社会党は声明を出し、民兵組織「颶風の鷹」のメンバーの1人イブラーヒーム・アクラム・ムーサウィー氏がレバノン南部での任務遂行中に戦死したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前8時15分、レバノンからゴラン高原北部に多数の不審な航空標的が飛来、多連装ミサイルがこれを迎撃することに成功。

午後5時22分、レバノンから今朝、7機のUAVが飛来、多連装ミサイルがすべてを迎撃することに成功。また、シーヒーン村地域の軍事施設にヒズブッラーのテロリスト1人が入るのが確認され、これを攻撃。さらに、マイス・ジャバル村、カフルシューバー丘陵地帯地域を攻撃し、脅威を排除。

午後9時16分、上ガリラヤ地域に敵機1機が侵入したのを受けて、午後7時31分に警報発令、多連装ミサイルがこれを撃破することに成功。また、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ複数ヵ所を攻撃。本日早くには、ヤーティルヤーてむらぃ、ヒヤーム村、ハニーン村地域にあるヒズブッラーの陣地、テロ・インフラを攻撃。

AFP, July 22, 2024、ANHA, July 22, 2024、‘Inab Baladi, July 22, 2024、Qanat al-Manar, July 22, 2024、Reuters, July 22, 2024、SANA, July 22, 2024、SOHR, July 22, 2024などをもとに作成。

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