北・東シリア地域民主自治局、ズィヌービヤー女性連合などはダイル・ザウル県ダフラ村に対する攻撃を「虐殺」と非難(2024年8月9日)

北・東シリア地域民主自治局は声明を出し、シリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)によるユーフラテス川東岸各所への攻撃、とりわけダイル・ザウル県のダフラ村に対する攻撃を「虐殺」と断じたうえで、「シリア政府が主権を維持すべき地域と、安全で安定した地域への攻撃との区別を見失った」と非難した。

また同自治局の支配地で活動するズィヌービヤー女性連合、ダイル・ザウル地区の名士や部族長ら、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会、ハサカ県フール町の住民も、攻撃を非難する声明を発表した。


さらに、ハジーン市では、住民も攻撃に抗議するデモを行った。


シリア人権監視団によると、ブサイラ市、ヒサーン村、ムハイミーダ村、ダフラ村でも、住民らがダフラ村に対する「親イランの民兵」の「虐殺」に抗議するデモを行った。

AFP, August 9, 2024、ANHA, August 9, 2024、‘Inab Baladi, August 9, 2024、Reuters, August 9, 2024、SANA, August 9, 2024、SOHR, August 9, 2024などをもとに作成。

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