スワイダー県で活動する「尊厳の男たち運動」は声明を出し、市民に対する誘拐、権利侵害、財産の強奪に関与したと判明したグループに対して、軍事作戦を実施することを躊躇しないと表明した。
また、シリア軍兵士や治安機関のメンバーに関しては、「自らを住民の一部だとみなしている限りは、我々の息子たちだ」としたうえで、当局に対して検問所設置などにかかる措置を講じ、治安維持に務める前に過去の過ちを見直すよう呼びかけるとともに、検問所での「みかじめ料」の徴収、徴兵忌避者の逮捕を停止するよう訴えた。
声明発表を受け、「尊厳の男たち運動」は、スワイダー市中心部のアンクード検問所に車輛数十台からなる部隊を派遣した。
AFP, August 19, 2024、ANHA, August 19, 2024、‘Inab Baladi, August 19, 2024、Reuters, August 19, 2024、SANA, August 19, 2024、SOHR, August 19, 2024、Suwayda 24, August 19, 2024などをもとに作成。
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