シリアに駐留するロシア軍がアレッポ県でシリア軍と合同飛行訓練を実施(2024年11月9日)

アレッポ県では、RIAノーヴォスチ(11月9日付)などによると、シリアに駐留するロシア軍がシリア軍と合同飛行訓練を実施した。

ロシアの防衛省が発表した声明https://eng.mil.ru/en/news_page/country/more.htm?id=12536573@egNewsによると、同訓練は、地上の標的、無人航空機、装備、要塞、敵部隊を破壊することを目的とするもので、訓練の第1段階では、ロシア軍のSu-34戦闘爆撃機、Su-24M戦闘爆撃機、SU-35S戦闘機が参加、高性能榴弾弾頭を備えたFAB-250爆弾などが投下された。

また第2段階では、ロシア軍のKa-52攻撃ヘリコプター、Mi-8夜間爆撃機、シリア軍のMi-25攻撃ヘリコプターが参加、クワイリス航空基地所属のパイロットらがS-8ロケット弾を実際に投下した。

AFP, November 9, 2024、ANHA, November 9, 2024、‘Inab Baladi, November 9, 2024、Reuters, November 9, 2024、RIA Novosti, November 9, 2024、SANA, November 9, 2024、SOHR, November 9, 2024などをもとに作成。

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