国防省はシリア軍がハマー県北部に増援部隊を派遣、「攻撃抑止」作戦局への反撃を本格化(2024年12月1日) #シリア

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、以下の通り声明を出した。

午前9時52分

軍事筋: 北ハマー地方で活動する我が軍部隊は昨夜、各種の火器、兵員、装備を用いて防御線を強化し、テロ組織の攻撃を阻止、いかなる突破も許さなかった。 我が軍はまた、テロリストを排除した後、複数の地域、もっとも重要な地域としてカルアト・マディーク町一帯、マアルダス村一帯などを確保することに成功した。この作戦で数十人のテロリストを殲滅し、残存者は逃走した。

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午後3時37分

軍事筋: 北ハマー地方に、兵員、重装備、多連装ロケット砲を含む我が軍のさらなる増援部隊が到着した。これは同方面での進軍を支援するためのもので、武装テロ組織メンバーが集団的に逃走する事態が発生している。
また、シリア・ロシア合同空軍が、逃走するテロリストの移動経路や拠点、司令部、武器弾薬庫に対し、精密な空爆を強化している。この爆撃により、テロリスト数十名を殺傷する成果が上がった。

午後8時22分

シリア軍参謀総長アブドゥルカリーム・マフムード・イブラヒーム中将が、軍最高司令官であるアサド大統領の指示を受け、北ハマー地方の前線を視察、同方面で任務を遂行する我が軍の状況を確認した。

 

午後8時38分

軍事筋: シリア・ロシア合同空軍が実施した爆撃により、東アレッポ地方のサフィーラ市一帯でテロリスト数十人が死傷した。

 

午後10時30分

軍事筋: シリア・ロシア合同空軍は本日夕方、アレッポ県のハムダーニーヤ競技場付近でテロ組織の指導者たちとメンバー多数の集結地を爆撃した。この攻撃により、テロリスト数十人とその指導者らを殺害、多数を負傷させる大きな被害を与えた。

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AFP, December 1, 2024、ANHA, December 1, 2024、‘Inab Baladi, December 1, 2024、Reuters, December 1, 2024、SANA, December 1, 2024、SOHR, December 1, 2024などをもとに作成。

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