イドリブ県では米主導の有志連合と見られる無人航空機が2回の爆撃を実施し、ジハード主義者3人を殺害、内務省総合治安局は殺害されたジハード主義者の家族を逮捕(2025年6月10日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機1期が、ダーナー市周辺でオートバイ1台を狙って爆撃を実施し、これを破壊した。



また、この攻撃の約1時間後にも、所属不明の無人航空機がイドリブ市北のカラーマ・キャンプ群近くで自動車1台を狙って爆撃を行い、車は全焼、2人が死亡した。

また、この爆撃の在外で、旅客バス1台がフロントガラスが割れるなどの被害を受けた。

爆撃は米主導の有志連合によるものと見られ、殺害された3人はいずれもジハード主義者。

また内務省総合治安局がバータブー村で、この爆撃で死亡したジュムア・ハンムード氏の家族を逮捕した。

**

これに関して、ANHAは、爆撃が40分あまりにわたって行われたとしたうえで、米軍がフッラース・ディーン機構(の元メンバー)に対する攻撃を再開したと伝えた。

(C)青山弘之 All rights reserved.