ハマー県サブーラ町で、オートバイに乗った正体不明の武装グループによる無差別発砲事件が発生し、2人が死亡、3人が負傷(2025年12月20日)

ハマー県では、SANAによると、県東部のサブーラ町で、オートバイに乗った正体不明の武装グループによる無差別発砲事件が発生し、2人が死亡、3人が負傷した。

シリア人権監視団によると、住民らは、襲撃者がアフマド・シャルア移行期政権の部隊のメンバーで、宗派主義的動機によって犯行に及んだと非難しているという。

一方、内務省(フェイスブック)によると、県麻薬対策局が、ハマー市にある長距離バスターミナルで、サウジアラビアへ密輸される予定であった約2万6千錠のカプタゴン錠剤を発見、これを押収した。未然に阻止した。

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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、クドスィーヤー郡で内務治安部隊が治安作戦を実施し、スワイダー県およびシリア民主軍の支配地域に対する武器密輸に関与し、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがあるセルのメンバーを5人を逮捕、無人航空機1機、TNT爆薬重量1.5トンなどを押収した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県北部のフーラ市出身の若者2人が何者かによって殺害された。

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