スワイダー県でシャルア移行期政権の部隊と国民防衛部隊が交戦し、双方に多数の死者(2025年12月23日)

スワイダー県では、国民防衛部隊(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する「テロ部隊」が、迫撃砲、重機関銃、無人航空機を用いて、23日深夜から23日今日の未明にかけて、リーマト・ハースィム村とマンスーラ村からアティール村を無差別に攻撃、これにより2人が死亡、8人が負傷、またスワイダー市の民間刑務所と運輸検問所一帯を攻撃、国民防衛部隊がこれに応戦したと発表した。

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スワイダー24によると、戦闘激化を受けて、国民防衛部隊がマズラア町に向けて発砲、また4機の無人航空機を同地に発射した。

また、スワイダー24によると、リーマト・ハーズィム村に対する国民防衛部隊の砲撃や無人航空機による攻撃で、シャルア移行期政権の内務治安部隊の隊員2人が死亡した。

シリア人権監視団によると、前日の県北西部での戦闘で、シャルア移行期政権の兵士および支援部隊の隊員3人が死亡、3人が負傷、国防隊の隊員2人も死亡し、7人が負傷した。