シリア反体制勢力の動き:自由シリア軍参謀委員会解任(2014年9月22日)

シリア革命反体制派勢力国民連立は声明を出し、自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)を解任、1ヶ月以内に新参謀委員会を発足することを決定した。

また連立は、9月17日にトルコのガズィアンテップ市で開催された参謀委員会会合での決定を無効とする判断を下した。

この会合は、開催日程が告知されないままに開かれ、アブドゥルイラーフ・バシール参謀長らが出席できず、シリア革命家戦線、シャーム軍団、ハズム運動、ハック戦線、カースィム・サアドッディーン大佐、ファーディー・アースィミー氏、ハラジュ・ハンムード氏が参謀委員会からの脱会を宣言していた。

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クッルナー・シュラカー(9月22日付)は、国連総会に併せてニューヨークを訪問中のシリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ議長は、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣、トルコのメルヴュト・チャウシュオール外務大臣と会談した、と報じた。

会談では、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議がなされ、アサド政権に体現される独裁体制の打倒なくしてテロ撲滅は不可能だという点で意見が一致したという。

AFP, September 22, 2014、AP, September 22, 2014、ARA News, September 22, 2014、Champress, September 22, 2014、al-Hayat, September 23, 2014、Kull-na Shuraka’, September 22, 2014、al-Mada Press, September 22, 2014、Naharnet, September 22, 2014、NNA, September 22, 2014、Reuters, September 22, 2014、SANA, September 22, 2014、UPI, September 22, 2014などをもとに作成。

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