レバノン国民議会(定数128人)は、第18期国民議会の任期を2017年6月19日まで再延長する法案を、95議員の賛成で可決した。
第18期国民議会は2013年6月19日に任期を終了していたが、2015年6月19日まで2年間任期を延長していた。
この再延長により第18期国民議会は、憲法が定める任期である4年間延長されることになる。
投票には、3月14日勢力のムスタクバル潮流、3月8日勢力のアマル運動、ヒズブッラー、中道派の進歩社会主義党の議員ら賛成票を投じる一方、3月14日勢力のレバノン・カターイブ党、レバノン軍団、3月8日勢力の自由国民潮流は投票を棄権した。
なお自由国民潮流と統一会派(変化改革ブロック)を形成しているマラダ潮流、ターシュナーク党は賛成票を投じた。
法案はニコラー・ファットゥーシュ議員(心のザフラ・ブロック)が提出した。
AFP, November 5, 2014、AP, November 5, 2014、ARA News, November 5, 2014、Champress, November 5, 2014、al-Hayat, November 6, 2014、Kull-na Shuraka’, November 5, 2014、al-Mada Press, November 5, 2014、Naharnet, November 5, 2014、NNA, November 5, 2014、Reuters, November 5, 2014、SANA, November 5, 2014、UPI, November 5, 2014などをもとに作成。
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