シリア人権監視団は、反体制武装集団が使用する手作りの迫撃砲、通称「地獄の大砲」による攻撃により、2014年7月以降、民間人311人が犠牲となっている、と発表した。
「地獄の大砲」は、プロパンガスのボンベを利用した手作りの迫撃砲で、反体制武装集団は、アレッポ市内のシリア政府支配地域に対してこれまでに203発を使用したという。
犠牲者311人のうち42人は子供、25人は女性で、700人以上が負傷しているという。
なおシリア人権監視団によると、2011年3月以降のシリアの紛争での死者数は20万2,354人(推計)。
AFP, December 12, 2014、Akhbar al-‘Alam, December 12, 2014、AP, December 12, 2014、ARA News, December 12, 2014、Champress, December 12, 2014、al-Hayat, December 13, 2014、‘Inab Baladi, December 12, 2014、Kull-na Shuraka’, December 12, 2014、al-Mada Press, December 12, 2014、Naharnet, December 12, 2014、NNA, December 12, 2014、Reuters, December 12, 2014、SANA, December 12, 2014、UPI, December 12, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.