ヌスラ戦線がハズム運動の捕虜24人を解放(2015年3月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市、第46連隊基地一帯での戦闘でハズム運動を壊滅に追い込んだシャームの民のヌスラ戦線が、ハズム運動戦闘員と同運動を支持する民間人24人を解放した。

24人の解放は、ハズム運動がヌスラ戦線のアラブ人(外国人)司令官5人を解放したことを受けた動きだという。

『ハヤート』(3月5日付)によると、ヌスラ戦線に大敗を喫したハズム運動の一部はすでにシャーム戦線、イブン・タイミーヤ大隊への合流と組織の解散を発表していたが、アターリブ市を拠点としていた部隊は、ヌールッディーン・ザンキー運動、アンサール旅団に吸収された。

AFP, March 4, 2015、AP, March 4, 2015、ARA News, March 4, 2015、Champress, March 4, 2015、al-Hayat, March 5, 2015、Iraqi News, March 4, 2015、Kull-na Shuraka’, March 4, 2015、al-Mada Press, March 4, 2015、Naharnet, March 4, 2015、NNA, March 4, 2015、Reuters, March 4, 2015、SANA, March 4, 2015、UPI, March 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.