シリア国民連合はアル=カーイダ系組織と「自由シリア軍」の糾合を歓迎する一方、国内の反体制組織は国民連合の介入を拒否(2015年3月23日)

トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ヤフヤー・マクタビー事務局長は、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動とシャームの鷹旅団の完全合併と、自由シリア軍所属12組織のシャーム戦線への合流を「すべてのシリア人のための国民軍(創設)に至る統合と調整に向けた行動」と評価、歓迎の意を示した。

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クナイトラ県、ダルアー県で活動する反体制有識者は、クナイトラ・ゴラン有識者連盟の名で声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立暫定政府教育省がダルアー県内に高等学校の修了試験を搬入するとした決定を拒否すると発表した。

クナイトラ・ゴラン有識者連盟には、クナイトラ県評議会、クナイトラ教員組合、(クナイトラ県)教育局、革命指導評議会、クナイトラ県部族評議会などが参加している。

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イスラーム軍総司令部は声明を出し、シリア国内の15の部族が、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官に忠誠を誓い、「バッシャール・アサドを筆頭とするウンマ全体の敵」と戦う意思を表明したと発表した。

忠誠を表明したのは、ハマーミラ部族、バッカール部族、ハルブ部族、サイヤード部族、ジャバラーン部族、ハディーディーン部族、ハムール部族、ウワイシャーン部族、アワースィー部族、ファドル部族、ナースィーフ部族、アッバード部族、ハマーミー部族、ガイヤース部族で、いずれも「シリア全国レベル」でイスラーム軍への忠誠を誓ったのだという。

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シャーム戦線は声明を出し、シャームの鷹旅団とシリア自由人イスラーム運動の完全合併に支持を表明した。

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シリア革命調整連合は、シリア政府が国内の支配地域で逮捕したシリア人青年200人以上を、ティクリートなどでダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けるシーア派民兵の援軍としてイラクに派遣していると主張した。

クッルナー・シュラカー(3月23日付)がシリア革命調整連合の複数の消息筋の話として伝えた。

AFP, March 23, 2015、AP, March 23, 2015、ARA News, March 23, 2015、Champress, March 23, 2015、al-Hayat, March 24, 2015、Iraqi News, March 23, 2015、Kull-na Shuraka’, March 23, 2015、March 24, 2015、al-Mada Press, March 23, 2015、Naharnet, March 23, 2015、NNA, March 23, 2015、Reuters, March 23, 2015、SANA, March 23, 2015、UPI, March 23, 2015などをもとに作成。

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