米、ドイツがトルコ南部に配備していたパトリオット・ミサイルを撤収すると相次いで発表(2015年8月16日)

ドイツのウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエン国防大臣は15日、2013年1月以来トルコ南部に配備されているドイツ軍のパトリオット・ミサイル発射台を2016年1月に撤収する、と発表した。

また、米国務省とトルコ国防省も16日に共同声明を出し、トルコ南東部に配備しているパトリオット・ミサイル発射台を10月に撤収すると発表した。

トルコ政府は2012年11月、シリアの紛争の波及を抑止するため、NATOに対して、パトリオット・ミサイルの配備を要請、これを受け、米国、ドイツ、オランダの参加国は2013初めにトルコ南部にパトリオット・ミサイル発射台を配備していた。

AFP(8月16日付)などが伝えた。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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