アサド大統領の甥のスライマーン・アサド容疑者が「精神病、麻薬中毒症」の治療のため釈放される(2015年8月16日)

「バスナーダー調整」は、フェイスブックの公式ページを通じて、7日にラタキア市内でハッサーン・シャイフ空軍大佐を射殺し、10日に当局に逮捕されたアサド大統領の甥のスライマーン・アサド氏が釈放されたと発表した。

それによると、スライマーン氏は「精神病を患っており、麻薬中毒者であるため、関係当局は拘置所外で治療を行う」目的で釈放されたという。

バスナーダーとは、シャイフ空軍大佐の生地であるラタキア県バスナーダー村のこと。

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しかし、クッルナー・シュラカー(8月17日付)は、ラタキア県の軍事情報局の中佐の話として、スライマーン氏が証拠不十分で釈放されたと伝えた。

AFP, August 16, 2015、AP, August 16, 2015、ARA News, August 16, 2015、Champress, August 16, 2015、al-Hayat, August 17, 2015、Iraqi News, August 16, 2015、Kull-na Shuraka’, August 16, 2015、August 17, 2015、al-Mada Press, August 16, 2015、Naharnet, August 16, 2015、NNA, August 16, 2015、Reuters, August 16, 2015、SANA, August 16, 2015、UPI, August 16, 2015などをもとに作成。

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