レッジェリFrontex代表はシリアのパスポートを密売買するトルコ人グループの存在を指摘、「シリアのパスポートを持つ移民の多くは、おそらくは北アフリカなどの出身者で、経済的な理由で移民しようとしている」(2015年9月1日)

欧州対外国境管理協力機関(Frontex)のファブリス・レッジェリ代表は、欧米諸国で注目を浴びているEU領内への避難民の流入に関して、Euro 1(9月1日付)に対し、トルコにシリアのパスポートを売買するブローカーがいると指摘、彼らがEU領内への避難民の流入増大の一因となっているとの見方を示した。

レッジェリ代表は「トルコには、シリアのパスポートを買い取るグループがいる。なぜなら、EU加盟国でシリア人が難民として受け入れられている限り、シリアのパスポートに価値があるということをこのグループは知っているからだ」と述べた。

そのうえで「シリアのパスポートを持っている者の大多数は、アラビア語を話しているが、おそらくは北アフリカなどの中東諸国出身者で、多くの場合、経済的な理由で移民しようとしている」と付言した。

AFP(9月1日付)が伝えた。

AFP, September 1, 2015、AP, September 1, 2015、ARA News, September 1, 2015、Champress, September 1, 2015、al-Hayat, September 2, 2015、Iraqi News, September 1, 2015、Kull-na Shuraka’, September 1, 2015、al-Mada Press, September 1, 2015、Naharnet, September 1, 2015、NNA, September 1, 2015、Reuters, September 1, 2015、SANA, September 1, 2015、UPI, September 1, 2015などをもとに作成。

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