アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の広報部門(ヒムス特派員)は、インターネットを通じてビデオ声明を出し、そのなかで、同戦線所属部隊がダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓ったことを明らかにした。
ダーイシュに忠誠を誓ったのは、バイヤーダ殉教者大隊。
「アブドゥルバースィト・サールート、革命の守護者から犯罪者の守護者へ」と題されたビデオ声明(https://youtu.be/w1L6uOp_e4g)では、司令官のアブドゥルバースィト・サールート氏が、自身を含む大隊メンバーがダーイシュに忠誠を誓い、ダーイシュからの支援を受けて、ヒムス県北部でそのほかの反体制武装集団との戦闘を行っていると述べている。
なお、ヒムス最高シャリーア法廷は11月8日、サールート氏がヒムス県タルビーサ市一帯でのシリア軍との戦闘後に逃亡し、ダーイシュ支配地域に入ったと発表していた。
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しかし、サールートは16日に音声声明でこれを否定した。
AFP, November 13, 2015、AP, November 13, 2015、ARA News, November 13, 2015、November 17, 2015、Champress, November 13, 2015、al-Hayat, November 14, 2015、Iraqi News, November 13, 2015、Kull-na Shuraka’, November 13, 2015、al-Mada Press, November 13, 2015、Naharnet, November 13, 2015、NNA, November 13, 2015、Reuters, November 13, 2015、SANA, November 13, 2015、UPI, November 13, 2015などをもとに作成。
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