西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はロイター通信(3月8日付)に対して、リヤド最高交渉委員会がジュネーブ3会議の再開を妨害していると批判した。
ムスリム共同党首は、「世界中が彼ら(リヤド最高交渉委員会)の発言に注目している。彼らは妨害している…。多くの障害が途上にある…。これらの障害はリヤドの反体制派によるものだ…。彼らは様々な手段で政治解決路線を頓挫させようとしている」と批判した。
なお、『ハヤート』(3月9日付)によると、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、シリア政府、リヤド最高交渉委員会などの反体制派に会議への招聘状を送付しているが、このなかにムスリム共同党首をはじめとする民主統一党は含まれていないという。
スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表による会議再開に向けた取り組みが「多くの障害」に直面しているとしたうえで、
AFP, March 8, 2016、AP, March 8, 2016、ARA News, March 8, 2016、Champress, March 8, 2016、al-Hayat, March 9, 2016、Iraqi News, March 8, 2016、Kull-na Shuraka’, March 8, 2016、al-Mada Press, March 8, 2016、Naharnet, March 8, 2016、NNA, March 8, 2016、Reuters, March 8, 2016、SANA, March 8, 2016、UPI, March 8, 2016などをもとに作成。
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