日本人青年も戦闘員として参加していた外国人武装集団のムハンマド軍がアル=カーイダ系組織のヌスラ戦線に忠誠(2016年6月22日)

アレッポ県で活動する外国人戦闘員の武装集団「ムハンマド軍」は声明を出し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線に忠誠を誓うと宣言した。

クッルナー・シュラカー(6月22日付)によると、ムハンマド軍は2013年半ばに、エジプト人のアブー・ウバイダ・ムハージル氏らの主導のもとシリア国内で活動していた外国人戦闘員が結成され、アアザーズ市近郊の対トルコ国境地帯を中心に活動してきた。

2014年6月、ダーイシュ(イスラーム国)がカリフ制樹立を宣言すると、その多くの戦闘員がダーイシュに合流していた。

Kull-na Shuraka', June 22, 2016

Kull-na Shuraka’, June 22, 2016

ムハンマド軍は2013年4月にトルコ経由でシリアに不法入国した日本人青年がイスラーム教に改宗後に参加した組織。

AFP, June 22, 2016、AP, June 22, 2016、ARA News, June 22, 2016、Champress, June 22, 2016、al-Hayat, June 23, 2016、Iraqi News, June 22, 2016、Kull-na Shuraka’, June 22, 2016、al-Mada Press, June 22, 2016、Naharnet, June 22, 2016、NNA, June 22, 2016、Reuters, June 22, 2016、SANA, June 22, 2016、UPI, June 22, 2016などをもとに作成。

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