ヒズブッラーとシャーム解放機構の捕虜交換でシリア人女性活動家が解放(2017年7月30日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(7月30日付)によると、レバノンのベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外無人地帯でのヒズブッラーとシャーム解放機構の停戦合意の第1段階として、捕虜交換が開始された。

シャーム解放機構に近いイバー通信(7月30日付)によると、この捕虜交換では、ヒズブッラー側が反体制武装集団戦闘員8人の遺体とレバノン国内で収監中の女性1人を、シャーム解放機構側がヒズブッラー戦闘員5人の遺体を引き渡す予定だという。

なお、クッルナー・シュラカー(7月30日付)によると、この捕虜交換により、シリア人女性活動家の、ミヤーダ・アイユーシュ氏が解放された。

al-Hayat, July 31, 2017

AFP, July 30, 2017、AP, July 30, 2017、ARA News, July 30, 2017、Champress, July 30, 2017、al-Hayat, July 31, 2017、Kull-na Shuraka’, July 30, 2017、al-Mada Press, July 30, 2017、Naharnet, July 30, 2017、NNA, July 30, 2017、Reuters, July 30, 2017、SANA, July 30, 2017、UPI, July 30, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, July 30, 2017などをもとに作成。

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