アレキサンドレッタ地方解放人民戦線のカヤーリー氏代表とロジャヴァ幹部が会談する写真が拡散(2017年8月13日)

クッルナー・シュラカー(8月13日付)は、複数の活動家がSNSを通じて、アレキサンドレッタ地方解放人民戦線の代表を務めるアリー・カヤーリー氏(別名ミフラチュ・ウラル、トルコのハタイ県出身)が、西クルディスタン移行期民政局の幹部らと会談する写真を拡散していると伝え、その一部を公開した。

カヤーリー氏とともに写真に映っているのは西クルディスタン移行期民政局シリア女性評議会報道官のルーリーン・イブラーヒーム女史、人民防衛隊総司令官の妹のジュワーン・イブラーヒーム女史らで、背景の壁にはPKK指導者のアブドゥッラ・オジャラン氏とカヤーリー氏が映った写真、人民防衛隊戦死者の写真が飾られている。

なお、アクス・サイル(8月10日付)によると、写真はラタキア県にあるカヤーリー氏の事務所で撮影されたものだとしたうえで、捏造写真だとする一部情報を否定した。

‘Aks al-Sayr, August 10, 2017

AFP, August 13, 2017、‘Aks al-Sayr, August 10, 2017、AP, August 13, 2017、ARA News, August 13, 2017、Champress, August 13, 2017、al-Hayat, August 14, 2017、Kull-na Shuraka’, August 13, 2017、al-Mada Press, August 13, 2017、Naharnet, August 13, 2017、NNA, August 13, 2017、Reuters, August 13, 2017、SANA, August 13, 2017、UPI, August 13, 2017などをもとに作成。

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